最後の宿題は〇〇〇


 

 

こんにちは、ROGERです。

 

先日公開したアフリカ傭兵部隊から小川塾生への応援メッセージについてですが、うちの妻から「え、得意の合成じゃなかったの?」と言われてしまいました。 

 

 

 

 

いやいや、マジでアフリカ傭兵部隊に頼んだんですよ。 あのムキムキマッチョ兄貴らは、小川塾の生徒たちのためにメッセージを読み上げ、追加オプションの銃を6発も発砲し、最後に謎の変な踊りを披露してくれたんです。 にやにやしながら前に出てくるマッスルポーズの彼、個人的にめっちゃツボ。 大好き。

 

で、肝心の公立高校の受験についてですが、落ち着いて解けたなら全員合格しているはず。 パニックを引き起こさず、冷静に対処できました? 社会なんて前日に目を通した図がモロに出ていましたね。 基礎的な問題が多かったので、実力通りの結果が出せたのではないでしょうか。 あとは受験番号の漏れなどがないことを祈るのみ。

 

 


義務教育を終える中学3年生へ


 

 

ここから先は、あと数日で義務教育を終える中学3年生に向けて書きます。 厳密に言えば、2年前に書いた内容を少しアレンジして書きます。 もちろん、中学3年生以外の生徒や卒業生、なんなら保護者様にも目を通していただければと思います。

 

 

 

 

このグラフはお母さんがキミたちを25歳で出産したと仮定し、縦軸が親子で共有できる時間、横軸がお母さんの年齢としたもの。 キミたちのお母さんは140歳くらいまで長生きするかもしれませんが、平均寿命に近い85歳付近までのデータにしてあります。 ちなみに僕は2112年までは生きる予定。 ドラえもんに会いたいからね。

 

乳幼児期は24時間365日ほとんどの時間を一緒に過ごすでしょう。 うちの娘や息子も今はそんな感じです。 幼稚園生になると少しその時間が減り、小中学生になると1日の大半は学校にいるため、親子で共有する時間がグッと減る。 高校生になったら言わずもがな、もっともっと減る。 スマホにも親子の時間を奪われる。

 

大学進学や就職で親元を離れ、1人暮らしをするとしましょう。 ちなみに僕の友人なども、実家に帰省するのは年間20日もないみたいです。 仮に帰省しても、若いうちは親子で過ごす時間よりも、久しぶりに友人と会う時間を優先するに違いありません。 

 

 

 

 

つまりですね、中学を卒業する時点で、実は親子で共有できる時間の3分の2を消化してしまっているのです。 野球なら6回裏が終了、サッカーなら後半15分、小説ならば犯人像がくっきりと見えてくる頃。 スラムダンクなら湘北高校が仙道率いる陵南高校を下してインターハイを決める頃。(この例えは今の世代には伝わらない予感)

 

僕はですね、このグラフを意識しながら日々を過ごすことが何よりも大切だと思うんですよ。 1次関数や2次関数の難問が解けることより、偏差値が70を超えることより、このグラフを意識し、残り少ない親子の時間を尊く想う気持ちが何よりも大切。 だって残り3分の1ですよ? もちろん勉強も大事よ。

 

学習塾業界に身を置く者の発言としては少しだけ矛盾するかもしれませんが、キミたちがどんなに良い高校・大学に進もうとも、大企業に勤めて年収1000万を超えるエリートになろうとも、家族を大切に出来ないのならば何も価値はないと思っています。 偏差値なんて所詮は学力を測る数値。 偏差値70のテストよりも1回の親孝行。 

 

逆に、勉強が苦手でも、社会的地位がそんなに高くなれなくても、定期的に近況報告の電話をしたり、タイミングを見て帰省したり、直接感謝を伝えるのが照れくさいから手土産を持って行ったり、そういう温かい想いを持った人になれるのならば、僕は手放しで称賛しますし、塾生として本当に誇りに思います。

 

 


最後の宿題は「親孝行」


 

 

僕自身、2人の子ども(娘と息子)の親になり、子育てがどれほど大変で、どれほど尊くて、どれほど楽しいものか、絶賛痛感中の身です。 きっとキミたちの親御さんは僕ら夫婦のように、いや、僕ら夫婦以上にキミたちに愛情をかけて育ててくれたはずです。

 

それに気付くのは(個人差はありますが)きっとキミたちが30歳を超える頃だと思います。 さっきのグラフで言えば親子で共有できる時間が残り20%を切った頃。 そのときに初めて親の愛情や偉大さに気付く。 でもそれじゃ遅い、圧倒的に遅い。 勉強だってそうですよね。 気付いたときにはテスト前日なんですよ。

 

僕は塾生には勉強というフィルターを通し、色々な知識や知恵を授けてきたつもりです。

 

キミたちに最後に出す宿題は、自分なりの親孝行を模索し、実行すること。 今までさんざん小テストで不合格になった人も、宿題を忘れて東京スカイツリーのてっぺんから紐なしバンジーをさせられそうになった人も、自分なりの親孝行をするのなら、全部取り消し。 100点満点。 通知表もオール5に書き換えてあげます。

 

とりあえず来月からは高校生ですので、当分は実家で過ごすでしょうが、常に先ほどのグラフを頭に入れて人生を歩んでいきましょう。 出来る限り食卓を家族と一緒に囲み、学校のことや友だちのこと、今悩んでいること、今1番好きなこと、とにかくたくさんの時間を共有する。 キミたちならきっと良い人生を歩めるから頑張れ!

 

 

そんなわけで、いつもはくだらない内容のブログを書いている僕が、柄にもなくマジメな内容を書いてしまいました。 いつもの調子のブログを期待していた人はごめんなさいね。 次回からはいつもの感じに戻る予定なので大目に見てください。 プーチンと僕がボクシングの試合をしている画像が上がるかもしれませんね。

 

中学3年生は卒業式を楽しんでください。 卒業してもたくさん勉強しに来てね。 彼氏や彼女が出来たら写真見せてね。 間違っても恋愛相談を僕にしてくるなよ!

 

あ、1番大事なこと忘れていました。 知り合いで塾を探している人がいたら紹介してくださいね。 1人50人ずつね。

 

ではまた次回のBLOGで!

 

 

 

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小川塾