NO MORE 完璧主義


 

 

こんにちは、ROGERです。

 

鹿児島はようやく梅雨明けしたようですが、相変わらず新型コロナウィルスの猛威が凄いことになっていますね。 未知のウィルスがここまで世界を蝕むなんて。 なんだか映画の世界にいるよう(もちろん悪い意味で)です。 となると僕はトム・クルーズといったところでしょうか。

 

皆さんも夏休みに入ると買い物やお出かけなどで行動範囲が一気に広がると思います。 手洗い・うがい・マスク・ソーシャルディスタンスを徹底していきましょう。 自分の命だけでなく、家族の命にも関わってきますからね。

 

 


まぁいいや、油断するから、感染だ


 

 

これを夏休みの標語の課題で提出すれば文部科学大臣賞は間違いないでしょう。 賞状はキミたちが貰って良いので、賞金的な何かが発生した場合は僕にお譲りください。 トロフィー? 要りません。 賞金? 要ります。 光の速さで取りに伺います。

 

 

 

 

ここ最近の僕の話をします。 …え?聞きたくない? ちょっとだけ聞いてくださいよ。 本当にちょっとだけですから。

 

今年は新型コロナの関係で夏休みの日程や内容も例年と大きく異なり、準備がいつもの10倍くらい大変です。 ちょっと話を盛り過ぎました。 いつもの5倍くらい大変です。 いや、やっぱり7倍で。

 

肉体的な疲労感もそうですが、精神的な疲労感もじわじわと溜まってきていた矢先、非常にショッキングなニュースが目に飛び込んできました。

 

 

 

 

まさかあの三浦春馬、いや、三浦春馬くん、いや、三浦春馬さん、いや、三浦春馬さまが亡くなるとは。突然の交通事故や病死でも衝撃的だったのに、まさかの自殺。 大好きな俳優さんでしたし、現役バリバリで映画やドラマで大活躍していたのに。 今でも本当に信じられません。

 

たぶん日本国民のほぼ全員が強烈な衝撃を受けたと思います。 僕も報道当日は仕事が数時間ストップしてしまうほどに動揺しました。

 

夏期講座に向けた準備での疲弊感に加え、三浦春馬の死。 この2つが僕の精神面を圧迫し、なんだか遅れたコロナ鬱がやってきたようです。

 

そういえば皆さんは多少なりともコロナ鬱になりましたか? まぁウチの生徒の多くは「やったー!休校だー!ゲーム三昧イェーイ!」とか言いながらダブルピースしてそうですけど。 カニかよ。

 

 

 

 

鬱という漢字を見るだけで鬱になりそうなのは僕だけでしょうか? この漢字を考えた人を呼び出して説教したい。

 

僕は適当な部分と神経質な部分が見事に共存している性格です。 妙なところで完璧主義を発揮してしまう癖は、長所のようで最大の短所なのかもしれません。 生徒に配るプリントのコピーが少し斜めになっているだけでも何十枚も印刷しなおしてしまうことも。 ほどほどで手を抜けば良さそうなのに。

 

学生時代など、新調したノートの表紙の文字が納得のいく綺麗さじゃなかった場合、そのノートは未使用状態でも計算用へ格下げしていました。 たぶん小中高大と、僕から降格処分を受けたノートたち、100冊はいっていると思います。 近々夢の中でノートの亡霊に殺されるでしょうね。

 

 


 完璧主義は明らかな欠点


 

 

皆さんの中にも隠れた完璧主義な自分(一部の領域において)が存在すると思います。 例えば友達の1人(たった1人)から悪口を言われただけなのに急にメンタルがどん底状態になってしまったり。 ちょっと担任の先生に注意されただけで学校に行きたくなくなったり。

 

分かるよ、分かる、その気持ち。 それは全部、自分の中に眠る「完璧主義な自分」の影響です。 誰しもが持ちうる不安定な存在。

 

 


完璧主義をやめよう


 

 

完璧主義すぎるのは良くありません。 コーヒーミルで豆を挽くように、ゴリゴリと音を立ててメンタルが削られていきます。 精神を擦り減らして結果を残したとしても、体調を崩しては元も子もありません。

 

かの徳川家康が祀られている日光東照宮の陽明門では「完成と同時に崩壊が始まる」という伝承を基に、わざと1本だけ柱の向きを逆さにしているそうです。「徒然草」の一説にも「完全なものは決して良くはない、それで内裏を造る時も、必ず1か所は造り残しをする」とあります。

 

完璧を求めることが良いことのように感じますが、実は古来より完璧は避けるべき存在なのです。

 

あ、知性が溢れる文章でごめんなさいね。 がっつりWikipediaからの引用です。 Wikipediaって凄いですよね。 だいたいの知りたいことは何でも載っているような気がします。

 

 


手の抜きどころも覚えよう


 

 

もちろん、ちゃんとやっていない人間が「完璧主義は良くないってロジャーが言っていたし!」みたいに開き直っていたらぶっ飛ばします。 地球の裏側まで飛んでいくパンチでぶっ飛ばします。 その際はアマゾン川でピラニアとともに生活してください。

 

必要以上にマジメに取り組みすぎる人は手の抜きどころも覚えていきましょう。 むしろどの部分なら手を抜けるのかを考えることで、より効率の良い勉強や生活に繋がっていくはずです。 いつの時代も、強烈な結果を残す人は緩急をうまく使い分けています。

 

 


立ち止まって鏡を見て!


 

 

とは言え、完璧主義気味になってしまうこともあると思います。 そのときは立ち止まって鏡を見てみましょう。 これ割とお薦めです。

 

自分を冷静に見つめ直すのです。 いや、内なる自分に自問自答するとかそういう崇高なことじゃなく、自分の顔をじっくりと見て「この顔面で完璧主義とかウケるんですけどwwww顔は全然完璧じゃないのにwwwクソワロタwwww」みたいな気持ちになることでしょう。

 

現代人は様々な要因が重なり、メンタルが徐々に弱ってきているみたいですので、うまくバランスを取ったりしながらメンタルリズムを保ちたいものですね。 メンタルと体調は絶対に崩しちゃダメ。

 

とりあえず完璧主義に偏り過ぎるのはやめて、夏休みの日記なども「隕石が庭に落ちて油田が湧いた」とかで良いと思います。 本当に油田が湧いたら僕にも分けてください、夏休みの宿題を全部肩代わりしますので。

 

 

今回のブログはここまで。 短いかもしれませんが「完璧」なブログを追い求めても仕方がありませんので。 またぼちぼち時間を見つけて更新するようにします。


ではまた次回のBLOGで!


 

 

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