卒業・卒塾おめでとう!

 

 

こんにちは、ROGERです。

 

3月13日の公立高校合格発表をもちまして、今年度の中学3年生は卒塾という形になります。 今後は卒塾生として塾の自習室を大いに活用してください。 これから先が本当に勝負の世界に入ってきます。 義務教育中は準備段階でしかありません。

 

高校に入ると授業のスピードに圧倒されることでしょう。 僕自身も高校入学直後は「え?この量を明日までに覚えるの?マジで言ってんの?え?」みたいな感覚になりましたが、今になって思えば「2つ覚えて応用するだけやんけ!」と冷静につっこむことが出来ます。

 

カリキュラム消化のため、面倒な解法や公式とかは生徒に丸投げする先生が多いんですよね。 小中学校のようにすべてを解説していたら絶望的なほどに終わらないのです。 特に理系科目。 まぁ仕方がないといえば仕方がない。 高校は義務教育ではないですし、すべてが自己責任なのです。

 

 

 

 

たぶん皆さんも、高校数学の序盤で出てくるこういった公式を泣きながら覚えるんでしょうね。 保護者の皆さんも(嗚呼、懐かしい)と感じているかもしれませんが、こんな公式を覚えようとするからダメなのです。 覚えたと思っても試験でパニックになりかねませんし、完璧に丸暗記していたとしたら、それはそれで脳の容量を圧迫してしまってもったいない。

 

僕が教えれば1分で完璧に出来るようになりますし、絶対に忘れることはありません。 豆腐の角で頭をぶつけて僕の名前を忘れてしまったとしても、この公式は絶対に忘れない。 忘れないというかそもそも公式を一字一句覚える必要すらない。

 

 

 

 

この計算式の答えとか覚えていますか? たぶん99.9%以上の人は覚えていませんよね? でも答えは出せる。 何故なら「筆算」というスキルを持ち合わせているから覚える必要なんてない。 面倒だけど8467×4166みたいに桁がどんなに増えたって答えは出せる。

 

 

 

 

そんな感じでこの展開式だって出せます。 公式なんて必要ない。 そもそもこんな計算出ませんが、僕の指示通りにやれば誰でも簡単に出せます。 中1の最低限の知識さえあればね。

 

と!に!か!く!

 

高校の勉強で困ったことが出てきたら、大なり小なり問わず、塾に質問に来てください。 恋愛相談に関しては僕にしないほうが良いと思います。 たぶん「リコーダーでカントリーロードを演奏しながら告白すると良いよ」などと適当なアドバイスをしてフラれる運命になると思うので。

 

 

 

 

世間(というか世界中)がコロナ&コロナ&コロナで先が見えません。 企業も窮地に立たされているところが多いです。 1ヶ月前に24000円だった日経平均株価が今や17000円台ですよ? このヤバさが学生諸君に分かりますか?

 

これからキミたちが生き抜く時代は変化が異常に速く、本当に本当に激動です。 だからこそ覚えておいて欲しいことがあります。

 

 

 

 

人生を豊かなものにするには「確固たる軸」が必要となってきます。 これを見つけるのがある意味で人生最大の目的なのかもしれませんが、なるべく早く見つけると良いでしょうね。 早く見つけることができれば、長い人生において無駄に迷う時間も大幅に減ります。

 

自己成長を軸にするのならば色々なことに果敢にチャレンジし、失敗すらウェルカムな態度を持てば良いですし、趣味を極めることを軸とするのならば趣味の時間をきっちり確保する時間術を身に着けるべきでしょう。 僕の場合は「家族」に関することと決めています。

 

そして卒塾する中学3年生に最後のお願い。

 

 

 

 

何度も言うようですが、とにかく家族との時間を大切にしてください。 別に些細なことで良いのです。 一緒に食卓を囲んだり、買い物に行ったり、ドラマの話題で盛り上がったり。 なんでも良いからたくさんの時間を共有してください。 一緒に銀行強盗とかはナシですよ。

 


 

 

実はキミたちに残された親孝行の時間はそう多くはありません。  仮にキミたちのお母さんが25歳のときにキミたちを産んだとして、縦が親子で共有できる時間、横がお母さんの年齢としてグラフを作って可視化したらこんな感じ。 一応平均年齢の85歳付近までのデータにしてあります。

 

乳幼児期は24時間365日ほとんどの時間を一緒に過ごすことが多い。 幼稚園生になると少しその時間が減り、小中学生になると学校にいる時間が長くなるのでグンと減ります。 高校は通学時間などの影響で更に減り、就職や大学進学で親元を離れ、1人暮らしをするとなると、それから先は(時間換算で)年間20日も会うことはないでしょう。

 

 

 

 

つまりですね、キミたちが親子で共有できる時間の3分の2は既に消化しているんですよ。 びっくりしますよね。 仮に、大学や就職先が非常に近く、実家暮らしを選択したとしても残された時間は半分を切っています。 しかも、ちゃんと平均寿命まで生きると仮定してですよ? おやおや、顔色が変わってきましたね。

 

僕はね、承久の乱がどうだとか六波羅探題がどうだとかよりも、まずこの事実を最優先に知って欲しい。 買ってもらったiPhoneをべたべたと指紋まみれにする気持ちも分かりますけどね。 あ、ガラスフィルムはケチらず買ったほうが良いですよ。 僕の友達は新しいiPhoneを買ったその日に蜘蛛の巣みたいなヒビ割れが入っていました。

 

この2つのグラフをどのように捉えるかが卒塾生に向けた最後の宿題です。 頑張って取り組んでください。 そして良い人生をおくってください。 そして将来的に僕にはポルシェかレクサスを買ってください(ここ重要)


ではまた次回のBLOGで!

 

     

 

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