期待値思考と霧島神宮。

 

 

こんにちは、ROGERです。

 

三学期が始まって数日が経ちました。 正月の休みボケを引きずっている生徒はいませんか? ちゃんと冬休みの宿題を終わらせましたか?

 

特に冬期講座を休んだ生徒たちは精神的にふわふわして頭の回転が鈍っている率が高いですので、早めに回転数を戻す努力をしていきましょう。 問題文をスムーズに音読できない生徒もチラホラ見かけます。 おそらく頭の中の歯車と歯車の間にお餅が詰まっていますね。


あとここ数日はインフルエンザや体調不良で塾を休んでいる生徒が多いです。 体調崩せば学校の授業&塾の授業ともに大きく遅れてしまうので、手洗い・うがい・ロジャーへの礼拝を欠かすことなく、体調をコントロールしていきましょう。 特にロジャーへの礼拝が大事。

 

 

 

 

皆さんは「期待値」という概念はありますか? 日頃から特殊相対性理論(アインシュタイン著)などを嗜む皆さんのことですから、もちろん知っていると思います。 知らない人には人生で3回あると言われているモテ期が2回しか来ないそうです。 ちなみに僕は未だにモテ期が来ません。 なぜ?

 

3年くらい前にも書いたと思うのですが、期待値とは確率変数のすべての値に確率の重みをつけた加重平均のことです。

 

おそらく皆さんの頭の中に大きな大きなクエスチョンマークが現れたことでしょう。 では、小学生の計算しか使わない簡単な例を挙げます。

 

 

 

 

200円の宝くじで考えてみましょう。 簡略化するため、ここでは当たりが1種類しかないものとします。

 

当たりは100本中9本、当たり金額は1000円。 もちろん100本中9本が当たりなら当選確率9%であり、計算するときには小数に直して計算。 この場合の期待値は次のような式で表すことができます。

 

 

 

 

名探偵コナンより鋭い頭脳を持つ皆さんですから、なんとなく雰囲気が掴めてきたのではないでしょうか。 つまり200円払い抽選に参加した時点でお店側は110円儲かります。 宝くじを始め、すべてのギャンブルがこういう仕組みになっているのでお店側は利益が出るのです。

 

実際に300円の宝くじの期待値は約143円というデータがあるらしいので、冷静に考えると宝くじは非効率なギャンブルです。 ただし1等が当たったときのことなどを妄想する楽しみや収益金の一部が公共事業に使われることを考えれば、非効率ではないかもしれません。 あくまで理論上の話ね。

 

そして僕はこの期待値の概念を試験勉強にもガンガン取り入れます。

 

例えば飛鳥時代のことを勉強するにあたり、聖徳太子に関する問題が定期テストに出題される確率は90%ほど。 逆に山背大兄王(聖徳太子の息子)が一般的な市立中学の定期テストに出る確率は0.01%くらいだと思います。 あまりに低い確率なのでここでは大幅に底上げして1%としておきましょう。

 

 

 

 

ちょっと勘の良い人は画像で気付いたかもしれませんが、山背大兄王はあの有名な聖徳太子の肖像画の右隣の人。 風貌的に女の子だと思っていた人も多いのでは? ちなみに僕もこいつが男と知ったときには衝撃を受けました。

 

 

 

 

さてさて風貌は置いといて、聖徳太子に関する問題は簡単なので配点が2点、山背大兄王は超難問なので配点が5点だったとします。

 

配点×確率によって導き出される期待値は、

 

 

 

 

はい、どちらを優先して覚えるべきでしょうか? このように期待値の概念がある人にとっては論理的な優先順位を確立することができるのです。 あまり出ない問題は期待値が低いので効率が悪すぎる。 期待値の高い問題を優先しましょう。

 

この世のすべての知識を網羅するのが理想ですが、誰しも人生は有限ですので、よりよく生き抜くために優先順位に基づいた取捨選択能力が必要不可欠。

 

だからこそ僕の授業では最重要項目は何度もしつこいほどに繰り返し、あまり必要のない設問に関してはサラッと通ります。 塾生は僕がサラッと通った問題に関してはあまり気にしなくて良いです。 頭の片隅に残せたらラッキーくらいの感じで。

 

賢くなりたければ賢い思考が必要になってきます。 今回は期待値の概念に触れたので、またひとつ賢くなったはずです。 本当にタメになるブログですね。 個人個人で僕の銀行口座に1000円ずつ振り込んでおいてください。 よろしくお願いします。

 

 

 

 

今年も毎年恒例のあの場所へと足を運びました。 あの場所は非常に有名な場所なので、なるべく人が少ない夕方を狙わないと死ぬほど混みます。 数年前は2時間の渋滞に巻き込まれ、1時間ほど我慢した挙句に泣きながら引き返しました。


あれ? もしかしてどこだか分かっていない人がいますか? あの場所ですよ、あの場所。 神聖なるあの場所。

 

 

 

 

勘の良い人は気付きますよね? そうです、霧島神宮。 ここに行かなきゃ新年が始まった実感が湧きません。 おそらくこの行事、これから数十年は続くことでしょう。

 

 

 

 

やはり夕方の時間を狙って大成功。 人がまばらにしかいません。 ただでさえ人混みが好きじゃないのに、今年は4ヶ月半の娘もいますからね。 インフルエンザなどが流行る時期だからこそ、絶対的に人混みは避けたい。

 

 

 

 

娘はアップリカのベビーカーですやすやと眠っていました。 ベビーカーといえば四輪のイメージが強いかもしれませんが、最近は三輪のものが増えてきています。 四輪ベビーカーより小回りが利いて安定性も抜群。

 

 

 

 

ふむふむ、ほほう、なるほどなるほど、全然分からん。 とりあえず御祭神ってのが一番偉そうな気がします。


瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と書いてあるのですが、雰囲気で「にぎにぎのみこと」と読んでいました。 赤ちゃんみたいで可愛い。

 

 

 

 

試しにWikipediaで調べてみたところ、全然にぎにぎしてそうなルックスじゃない。 むしろヒゲダンディーなクール男爵でした。 おっさんずラブ(人気ドラマ)に上司役で登場し、世の女性たちを瞬く間に虜にしそう。

 

 

 

 

この時期の手水は足腰がガクブルなるほどめちゃくちゃ冷たい。 でもこの冷たさが神聖さを醸し出し、これから参拝に向かう人々の気を引き締めます。 キンキンに冷えてやがる!

 

 

 

 

前回のブログでお伝えしたように、妙見神社と霧島神宮では御賽銭を1000円と決めています。 それぞれの神社で10年以上続けている習慣なので、トータルで20000円以上になります。 健康に過ごせている御礼だと思えば圧倒的にお得。

 

 

 

 

前回の妙見神社と今回の霧島神宮の御賽銭ですが、こうやって並べてみると1000円札を2枚に破って半分ずつ御賽銭したみたいですね。 流石にそんな罰当たりなことはしません。 千円札に印字されているナンバーも違います。

 

 

 

 

霧島神宮の御賽銭って年間いくらくらいなのでしょうか? 正月三が日だけでもとんでもない値段を叩き出しそうな気がします。 加えておみくじや御守りの売り上げまで考慮すると更にえげつない。 霧島神宮半端ないって、あいつ半端ないって!

 

 

 

     

 

 

偶然にも僕らの目の前で賽銭の回収作業が行われました。 数えるだけでもひと苦労しそう。 1割で良いから分けて欲しいものですね。 出来れば4割ほど分けて欲しい。

 

 

 

 

毎年、絵馬を2つ購入します。 個人用と塾生用。 ちなみに塾生用も僕個人がお金を出しているんですよ。 皆さんはもっと僕を神様のように崇め奉るべきです。 たったの500円ですが、毎年のことなのでじわじわとボディーブローのように効いてきます。

 

 

 

 

今年も小川塾の皆が健康で充実した日々を過ごせますように。 受験生は最後まで油断することなく全力で頑張っていきましょう。

 

毎年同じようなことを書いているような気がしますが、僕は本当に塾生の皆さんの健康を願っています。 勉強ができることも大切ですが、まずは健康。 健康で素直にニコニコ生きていれば、素晴らしい人生が待っています。 僕のように。 もう一度言います、僕のように。

 

 

 

 

絵馬を掛け終えたら次はおみくじ。 妙見神社では吉だったので、霧島神宮では是非とも大吉、もっと望めばハイパーウルトラスーパーデラックス大吉を引きたい。 石油王から油田を贈与される、とか書いていて欲しい。

 

ちなみに左ふたつは娘と嫁のもの。 娘にとってこれが初のおみくじとなります。 

 

 

 

 

末吉&末吉&末吉

 

商売の欄が「利益相当あり」となっているので、今年は塾生が5億人を突破し、小川塾の年商が100兆円を超えてくるのかもしれません。 日本の国家予算(財政支出)は史上初めて100兆円を突破したそうです。 正確には101兆4565億円。

 

100兆円を手にした暁には、まずは無印良品(時価総額約1兆円)を買収ですね。 本当はiPhoneを販売するApple社を買収したいのですが、Appleとか普通に100兆円以上するので、今年の年商だけでは届きません。 そう考えるとAppleのブランド力は異常。


ちなみに嫁と娘はどちらも大吉でした。 なんでだ、なんで僕だけ大吉じゃないんだ!

 

 

 

 

 

 

帰りは沈みゆく夕日によって幻想的な風景に包まれました。 来年もこうやって家族みんなで健康に霧島神宮の参拝ができたら嬉しい。 100兆円なんて要りません。 健康な身体が一番です。 神様、僕に健康な身体+10兆円をプレゼントしてください。

 

 

 

 

さてさて受験生諸君、キミたちの神頼みはしておきました。 あとは自分の実力で合格を勝ち取りましょう。

 

私立入試で緊張している人も多いかもしれませんが、長い人生で見れば合否なんてちっぽけなもの。 まぁそれでも合格は勝ち取りたいよね。 とにかく必要以上に委縮せず、日々の努力で人生の勝ちを掴みにいきましょう。 僕は全力で健康な身体+10兆円を掴みにいきます。

 

ではまた次回のBLOGで!

 

 

 

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小川塾