スタンバイの重要性

 

 

こんにちは、ROGERです。

 

皆様は「シュレッダー」というモノを御存知でしょうか?  そうです、重要書類などを断裁するアレです。

 

 

 

 

こんなやつ。 絶対に指を入れてはダメなやつ。

 

我が家にも置いてあるのですが、1つだけ難点があります。

 

連続して入れすぎると「強制休止モード」に入ってしまうのです。

 

どうやら連続して稼働させると熱が籠り、オーバーヒートといって一定温度以上になると発動するっぽい。 経験上間違いないと思います。

 

安全性を第一に考えられた設計みたいなので仕方がないですが、少しばかり不便なような気もします。 いや、絶対的に不便…!

 

攻略法としては「臨界点」を予測し、それを超えないペースで紙を投入することが求められます。 長年の経験と"勘"に頼るほかありません…。

 

食べ過ぎがお腹を壊すように、程良い頃合いを見計らわなければならない。

 

 

 

 

こういうペース配分は、勉強やスポーツ、もっといえば遊び全般でも非常に役に立ちます。

 

一流のサッカー選手は、90分間を通して全力で走り続けるということはまずあり得ません。 どんなバケモノ選手でも体力が持ちません。

 

「適度なサボり」で体力を温存し、必要な時に一気にエネルギーを放出します。 世界最高の選手であるリオネル・メッシなどは正にこのタイプ。

 

 

 

 

完全に足を止めた状態から全速力で走ると「筋肉」に負荷がかかりすぎる。

 

それゆえ適度な動きで筋肉を温めておきながら、ポイントを見極めてダッシュしているのです。 メッシに関しては、そのタイミングの見計らい方も凄い。

 

完全に止まっているわけでもなく、かと言って体力を消耗しているわけではない。 爆発的なダッシュの為に筋肉を温めている感覚。

 

 

 

 

常に「動ける状態を維持する」ということが、パフォーマンスに大きな影響を及ぼす。 サッカーに限った話ではありません。

 

君たちが取り組んでいる『勉強』にも大きく関係しています。

 

 

極端な例を挙げましょう。 極端すぎる例は僕の得意分野です。

 

例えば君たちが簡単な方程式を解いているとき、いきなり「鎌倉幕府を開いた人物は?」と聞いたら即座に「源頼朝!」と答えられるはず。

 

しかし、君たちが寝ているのを無理矢理おこし、いきなり「鎌倉幕府を開いた人物は?」と聞いたら...おそらく頭の中が「?」マークでいっぱいになるはずです。

 

寝起きは話が頭に入ってこない。 誰もが経験したことがあると思います。

 

つまり「学習モード」に入っていれば、情報処理作業のスピードがグゥーーーンと増しますし、そうでなければ逆の現象が起こるだけ...。 自分の脳をパソコンで言う「スタンバイ」の状態にしておくのです。

 

先に述べたシュレッダーのようにオーバーペースも逆効果であり、また休止モードもダメ。 これは頭に入れておきましょう!

 

 

ではまた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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