目標設定を誤ると失敗する。

 

さて、今日から冬期講座後半戦ですね!

 

2015年の目標(勉強に限らず)は立てましたか?

 

今回は目標を立てる時のコツについて少しだけ・・・

 

 

例えば君達が立てそうな目標をいくつか列挙してみます。

 

 

・次の定期テストで20番以内

 

・レギュラーとして県大会ベスト8

 

・悪の組織を結成して世界征服

 

 

まぁ我が塾生ならこんなところでしょう(´ー`)笑

 

こういった目標設定だと...8割(本当は9割)の人間が失敗します。

 

何故失敗するのか?

 

目標設定に確定的定量要素が少ないからです。

 

どういうことか?

 

 

 

例えば1番上の【次の定期テストで20番以内】という目標だと、自分の実力が大幅に上がったとしても、上位20人も同じように大幅に上がり目標達成が出来ない場合があります。

 

逆に...自分の実力が変わらなくても、自分よりも上の人間達が怠けたおかげで、偶然20番以内を取る事だってあり得ます。

 

更に極論を言えば、自分より上の人間達が全員テスト期間にインフルエンザになってしまえば、自分が大した努力をしていないのにもかかわらず【学年1位】を取ってしまう可能性だってゼロではないのです!笑

 

 

生徒達にとって、こういった【偶然の産物】による実力の勘違いが後々足を引っ張る事が多く、保護者様も一喜一憂してしまいがちなのです。

 

 

 

2番目の【レギュラーとして県大会ベスト8】というのも、レギュラーが全員骨折して、控えの自分に出番が回って来て、しかも県大会の参加校が8校しかいなかった場合・・・自分の努力の有無に関わらず目標達成が出来てしまう。

 

これって意味がありますか?

 

当然、堂々と内申書に【県大会ベスト8】とは書けるでしょうが...

 

 

逆に自分の才能が爆発的に開花しても、その年の選手達が奇跡的にスター選手の集まりだった場合・・・どうしても控えに甘んじてしまうわけです。


ただ、控えとはいえ日々の努力によって確実に成長曲線を描けている...

 

前者と後者、どっちが未来の自分の糧になるか?

 

僕は後者の方が価値があると思います。

 

 

 

もちろん結果は大切ですが、不確定要素が多い目標よりも、確定的定量要素が多い目標の方が前向きに頑張れる...

 

そろそろ「確定的定量要素ってなんやねん!」という疑問が湧いてきたと思います。

 

 

僕が考える確定的定量要素が多い目標をいくつか挙げてみます。

 

 

・毎日5分の音読を欠かさない

 

・学校と塾の宿題を完璧にこなす

 

・塾の自習室で1時間に1問は絶対に質問する

 

・1試合で50回のパスを成功させる

 

・お年玉の30%をロジャーに献上する

 

 

こういったものです。

 

周りの環境によって結果が左右されるものではなく、自分の行動に○か×を付けられるもの...これが確定的定量要素が多い目標です。

 

 

 

【ちゃんと勉強する】【部活を一生懸命頑張る】

 

こういう目標を立てる事は非常に素晴らしい事です。

 

ただ、「ちゃんと」「一生懸命」ってのは人によって違いますし、いくらでも自分に誤魔化しがききます。

 

僕はあくまでも、「周りの環境に左右されず」「はっきりと○×がつく」目標が良いと思います。

 

まだ2015年の目標が決まっていない生徒は是非、こういった事も考慮してみて下さい。

 

僕も【健康的な生活】じゃなくて、【ウォーキング週○時間】とか具体的にしなきゃな・・・(´ー`)笑

 

※正月期間にギックリ腰になりましたが、1日で回復させました!皆さんも気を付けてください。お尻が4つくらいに割れた感覚がありました!笑

 


 

 

 

 

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